第11回定期演奏会

さて、昨年の第10回記念演奏会を憧れだったみなとみらい大ホールで開催することができ、今年は新たな10年の始まりの年ということで、県立音楽堂に戻ってまいりました。
西公会堂からはじまり、いろんな公会堂での演奏会を重ねるうちに編成も大きくなり、横須賀芸術劇場やこの県立音楽堂での演奏会が出来るまでになりました。

2年ぶりの音楽堂ですが、楽屋や袖、そして客席も見慣れた光景で、特に緊張することなく楽しくリハーサルができました。
自分達のリハを終えホールで昼食を取っているときに、まだ開場まで時間がたっぷりあるのに寒いなか入り口で待ってる方がいらっしゃいました。
ゲストの青木小のご家族かな～？と思っていたのですが、昼食を食べ終わる頃にはもう行列になっていて、びっくりしつつ楽屋に戻りました。

楽屋ではみんな衣装に着替え、本番のベルが鳴るのを待つばかりです。
楽器を持って写真を撮るメンバー
気持ちの高揚が押さえきれないではしゃぐメンバー
落ち着いて見えて実はメチャクチャ緊張しているメンバー
ものすごい冷静なメンバー
本番直前に楽器にオイルをさす私
いろんなタイプの仲間がいて、それぞれの音が混ざりあい、楽しい音楽をお届け出来れば今日の演奏会は成功だなと思いました。

ステージに上がると、客席はほぼ満員！
そして、その様子がステージから見えてしまうという状態に、いつも本番は楽しくなって緊張などしたことなかったのに、この度は一気に緊張してしまいました。
ご来場いただいた方は覚えていらっしゃるかもしれませんが、1曲目の終わりにドッキリ企画が待っていたのです…
おかげで自分がどう吹いていたか全く覚えていません…

言い得て妙だなーと思いつつ…
ダーツですか。
きっと…ブルを取れなくても聞いて下さるお客さんによってはトリプルリングだったりするってことですよね？ポジティブすぎですか。

次回12回定期演奏会は、またいろんな方に私達の楽しく重なりあった音をお届けできるように、楽しく練習を積み重ねていきますので、どうぞ楽しみにしていてください。

最後に
今回の演奏会で、11年間金曜クラスを支えてくれていた前団長の荒川さんが退団されました。
私個人としても、人見知りで誰とも話せないような私を団に馴染ませてくれたり、初見が苦手な私の生音源になってくれたりと大変大変お世話になりっぱなしでした。
荒川さんが築き上げたこの団を廃れさせるようなことがないよう、メンバーと共に楽しい団にしていきます。

長文に最後までお付き合いいただきありがとうございました。

金曜クラス団長
衛藤祐子